合羽橋のはなし

料理は下手だが料理は好きで、なぜかというと、外食やコンビニ食は総じてショッパイからなのだが、そんな私はときどき合羽橋に行ったりもする。


何回か通って、こうではないだろうか、という事が出てきたので今回は纏めておこうと思う。

日曜日にはほとんど開いていない。

これは皆さん、知ってますよね。アド街で"明日のジョー報"やったときも、明日である日曜日ではなく、月曜日に来た人にはという事になっていました。

合羽橋でトイレに行きたくなったらどうするか。

ちょっと裏に入れば喫茶店はあるし、気軽にトイレを貸してくれる店もあるかもしれない。
でも喫茶店?というのもありますよね。
あなたは一円でも安く買おうと、合羽橋に来たのではないか?と。
そんなとき一杯400円もするコーヒー飲めませんよね。少なくとも私は飲みません。
またトイレ貸してください、なんて頼んでおいて、そこの店を手ぶらで出る勇気はあなたにありますか?


浅草側の並びの北の方(ニイミからは遠いところ)に普通の調理器具の店で"トイレはご自由に"という店もある。
ここなら手ぶらで出れる(実際私は、2回ほどそうした。)


だがしかし、このあいだ、ニイミをちょっと行った裏のほうに、公衆トイレがある公園を発見してしまったのである。
もう合羽橋に行くのに、トイレの心配はなくなった。

基本的な調理器具では、同じメイカーのものを扱う店が多い。

例えば中華鍋であれば、置いてあるのはたいてい山田の打ち出し。ごくたまにエスエス島本があったり、アカオアルミがあったりするが、ほんとうに稀。
同じように、アルミ鍋、アルミフライパンであれば、たいていアカオのDON。鉄フライパンなら、アカオかEBMのブルーテンパー、味道、中尾のキングパンという順か。
EBMの一番安い、黒皮でない鉄フライパンなどどこにも置いていなかった。AGやSAオームも皆無。


みんなが同じモノを置いてることはどういうことかというと、営業力の問題こそあれ、基本的には定番だからであり、みんなが求めるものだ、という事。
だから、素直に買ってもOKなのだが、ここで言いたいのは買う店であまり迷うな、という事。
ちょっと想像すれば分かる。
あれだけ近くに店が密集しているのだ。どこかの店が異常に安いという事になれば、その店に客が殺到してしまうのは目に見える。また横のつながり、付き合いもあるだろうから、そんな抜け駆けもしづらいだろう。
実際、山田の中華鍋などどこで買おうとほとんど値段は変わらない。
もしかしたら、4、500円は高い店もあったかもしれないので、ニ、三軒はチェックしたほうがいいかもしれないが、そのニ、三軒であまり値段が変わらないのならば、そこで買ってしまえ、と。

定番品でなければ地元のホームセンターで買え

安い鉄のフライパンとか、アルマイトの雪平、ノンスティック加工のフライパンなどは、合羽橋で見かけないような安い品が簡単にホームセンターでも手に入り、しかも安いものなのであまり機能も変わらん。
安いものはホームセンターに行こう。エポラスの鉄鍋なんかはほんとに安いよ。

テーブルウェアもホームセンターへ行け

ハリオやカリタなどのティーイカー、コーヒーメイカーは、ほとんど置いていない。
合羽橋は家庭用品はあまり得意でない、と考えたほうがいい。

おしゃれなテーブルウェア、カトラリなら雑貨店や百貨店で

合羽橋にも、茶碗や皿を扱う店もたしかにあるが、基本的なものが多い気がする。
あまりチェックしてないが、店も少ない。
もし値段に関係なく、ちょっとおしゃれなモノを求めるのなら、原宿などの雑貨店に行くか、新宿のデパートめぐりでもした方が、ずっと楽しめる事は間違いない。

普通の台所用品なら御徒町多慶屋に行け

別に私は多慶屋の関係者ではないが、普通のヤカンやT-FALのセットなど買いたいのなら、多慶屋のほうが圧倒的に安いんじゃないか。
合羽橋からそんなに遠くなく、気候がよけりゃ歩いていけるし、合羽橋で値段を見てから多慶屋に行って、同じモノがすごく安かったりするといい買い物したな、と勝利に浸れたりもするぞ。


とりあえず、以上。