スパイス・ハーブの話

北村光世さんの本を図書館で借りてきて刺激を受けて、いろいろハーブ・スパイスを集めようと思ったんザンス。


まず、合羽橋に用事があり、あの辺には道具やさんだけでなく業務用の食材やさんも2、3件あるので、そこで楽に手に入るかなと考えたのですがOUT。
業務用食材やさんが扱っているのは、あくまで業務用の食材ですので、よく知られた調味料が大量にあるだけなのでございます。
マギーブイヨン100個とか、トウバンジャン1キロとか、一般家庭では下手すると半年以上かかるような単位で販売されているだけで、少量多品数とは全く逆の展開だったんザマス。
ところでああいう店に一度行くと安いお手軽な店ではこんなもんで調理してんだろうなあ、というお手軽調味料がけっこう置いてあって、それらは又、スーパーでもあまり見かけないものだったりする。
ラーメンスープの素なんかはときに屋台の横に置いてあるから有名かもしれないけれど、ラーメンに限らず時間を省いた調味料の種類はけっこうあるように感じた。ビーフエキスの素だとか、シーフードブイヨンみたいな奴とかね。
たとえばシチュウとか、いちいちコトコト煮込んでんのは、ルクルーゼ使いの幸せ専業主婦と一流洋食店だけ、って話ですわ。だってああいう調味料使えば、ガス代もすごく節約になるでしょうからね。


途中の上野・御徒町でも食材やさんはあるはずで、寄ればよかったのかもしれないけれど、あの辺は人が多くて気が重い。
まあ途中にスーパーがいくらでもあるからと、港区目黒区世田谷区をながしていたわけですが、寄ったスーパーのめぐり合わせもあるけど、5件くらいOUT。
辛かったデス。
都内のスーパーはちょっと品揃えのセンスが上なんだよね。
置いているスパイスはFAUCHONとかGABANブランドが多くってさあ。
私が欲しいのはS&Bなんだってば。S&Bのハラペーニョパウダーが欲しかったのですよ。
目黒のダイエーにもなかったときには本当にくじけましたー。


途中、KINOKUNIYAに寄ったんだけれど、紀伊国屋はやっぱすごいですね。
あそこは普通のスーパーとは調味料の類なんかの品揃えがぜんぜん違う。
いつも使ってるユウキのトウバンジャンとか飽きたなってときは、紀伊国屋がいいです。


その後マルエツとかSANWAスーパーとか行くとエスビーの品揃えのよろしい事。
けっきょく家からはこちらからのほうが近かったりします。


結論:田舎の大規模スーパーのほうが、品揃えの良い場合がある。都市中心部のスーパー、あるいは新百合ヶ丘とかちょっとセンスの良いと言われてる街のスーパーはかえって求めるものが手に入らない事がある。