ときどき気が付くと全身ユニクロの私が最近気付いたことなど。

千歳船橋手前の環八沿いの大型店−世田谷千歳台店について

東京都内のユニクロの大型店といったらここしか行ったことがないが、とにかくデカくて度肝抜かれる。よくHPで「この商品は一部店舗では扱っておりません」と書いてあるような商品のたいていのものがここで手に入る。下着のエクストラファインコットンものも揃っている。その代わりといってはなんだが、訪れる人が多いため、バーゲン品などの売行きが早い気がする。そういうときは世田谷砧店に行ったりすると、ちゃんとあったりするのだ。このあいだヒートテック下着のVネックTシャツの白のSサイズが千歳台店に全く無く、店員に聞くのも面倒なのでグレーで妥協したら砧店に豊富にあった。
店員がちゃんとチェックしていないのか、チェックしてるのだけど在庫が全く無いのか、そのへんはよく分からない。
あと私がこよなく愛する安売りワゴンがほとんど無い。土日限定特価品はあっても激安品(掘り出しモノ)がないのだ。

ワゴンの中身について

ときどき特定の色の特定のサイズだけ各店の安売りワゴンにいっせいに並ぶのが面白い。その色だけ売行きが悪いのだろうか。

大きいサイズが売れ残ることについて

バーゲンの場合一般的にいって、大きい極端なサイズXLとかしか残らないことがある。これはどこでもそういう傾向があるが、ユニクロは比較的S、Mサイズも残っている。多分最初の生産段階での調整がシビアなのだろう。さすがユニクロ、と思う。ただ、それでもやはりXLサイズよりはSサイズのほうの売行きが早い傾向は残っている。とくに下着などの消耗品類などその傾向が強いかもしれない。今年は確か8月の終わりくらいの段階で、白のドライメッシュTシャツのSサイズを見ることは無くなって、並んでるのはL、XLばかりであった。

ユニクロがスーツを売らないわけ

その理由はカジュアル専門店だから、では答えにならないだろう。クールビズブームに乗ってノーネクタイシャツを散々"ビジネスにもOK"と言って売ってきたのだから、ビジネスニーズも当然意識しているはず。
恐らく邪推するにユニクロの製造〜販売スタイルに合わないんだろう。スーツというのはどうしても単価が高いから、売れなかった場合の在庫の積み上がりがきっとリスクなのだ。オンデマンドで問屋の在庫を睨みながら、売れた分を参考に発注するスタイルではないのだ。かといって、少量しか生産せず、すぐに売切れてしまえばそれはそれで不満の声が出てしまう。
ユニクロのコストパフォーマンスからすれば、同じ値段でパーフェクトスーツ何とかだのファクトリーだのより遥かに良い品質のモノを提供できそうだが、それはあくまで、カジュアルがそうであることの連想に過ぎないと思う。もしスーツに参入してそれなりの在庫リスクを抱えることになれば、当然値段にも反映される可能性が出てきてしまうわけで、コストパフォーマンスが下がり下手したらカジュアル方面にも影響しかねない。
値段に比べて最高に品質の良いカジュアル着を楽しむためには、"ユニクロのスーツ"諦めなければならないのである。残念ながら。
というのが私の推理。

アウターのジャケットの色について

冬になるとユニクロの場合フリースなわけだが、アウターとしてのフリースだけでなくインナータイプのフリースもなかなか色の種類が多くて華やかである。ただ、インナーでそこまで色を用意せにゃならないか、と思う。
インナーにフリースで外はジャンパー、ジャケット、というスタイルの人もけっこう沢山いるだろう。だとすれば、そういう人はジャケットやジャンパーのスタイルをむしろ楽しみたいという事になるのだが、色のアイテムが少ないのである。極端にいえば黒と茶しかないようなイメージなのだ。
これはシャツにもいえることだが、シャツの場合、モノによっては白、ピンク、ブルー、ブラックしかなく、選ぶ楽しみがない。
きっとフリースの色を減らせばその分、アウターの色を増やせるという単純な問題ではないのだろう。フリースは単価も安いし、アウターに比べて全部を染めてしまうので染色も楽なのかもしれない。
1000円高くなっても良いから色数を増やして欲しいという気持ちもあるが、それは私がそう思ってるだけで、一般的なニーズとしてはむしろ色は黒だけでいいから安く、だったりするかもしれない。
でもやっぱベージュ、クリーム色系がないのは寂しいなあ。