まず無印に行け、の法則

無印といえば、西武グループ?のなかの鉄道系ではなく流通系、つまりいわゆるセゾングループの中核スーパーである西友の、そのまたいちブランドに過ぎなかった、と記憶している。
誕生したときは、安い、なぜ?それはシンプルだから、みたいな感じだったと思う。
機能のみを満たせばそれで良いのであって、デザインなどに金をかける必要はない、というところか。
むかし近くのファミマにいくと、無地のコーナーみたいなのがあってトイレットペーパーだけは良く買ったものだが、それが今やユニクロGAPなどと並ぶ大規模商業施設の中核テナントですよ。
どこにいってもMUJIがある。


#それにしてもセゾングループってあっけなく消滅しましたね〜。ファミマにパルコにクレディセゾン、ロフト・・・西友西武百貨店以外けっこう元気だったりして、うまく絞り込めば良かったんだろうけれど、無駄が多かったんだろうか。
当時その甘い企業体質のおかげで、食っていた文化人などけっこう多いんじゃないか?


で、無地はユニクロGAPなどと違って生活用品がある。というか無地の衣料品なんてどうでも良いのだ、あくまでも私にとっては。
品質(対価格比)ではぜったいユニクロには敵わないし、似たような値段・品質だったら、ちょっとはデザイン性のあるGAPコムサイズムでいいんじゃないでしょーか?
でこの生活用品なのですが、オリジナル品が多くてバカに出来ない。キッチン用品に限った話かもしれないが。
イトーヨーカドーダイエーや郊外のホームセンターにいっても所詮販売店に過ぎないわけだから、どこへ行っても同じか若しくは似たような製品しか置いていないのに、MUJIに行くとジャストフィットな製品がいきなりあったりするから、嬉しいやら頭に来るやら。
(そうそう東急ハンズもアイテムは多いけど単なる販売店でしかなく、自社ブランドみたいなものはなくて、これならホームセンターの方が良くないか、という気になってしまう)


これからは、欲しいものがあったらまず無地に行く。
無地で仕様と価格をじゅうぶん頭に叩き込んで、それから必要があれば100均やホームセンターだな、順序としては。
しかも汎用的な製品−たんなる皿とかフライパンの蓋や包丁など、ちょっとでも割安なものが欲しいなら、ホームセンターもいいが、これでいいんじゃなかろうか、という特殊品などは、あれこれ探さず無地でいいんじゃないか、と思う。
どうせビックリするほど値段が違うわけじゃないし、あちこち探すのは疲れたりもするだろうし。